モリモリスリムは体に悪い?下痢・激痛の理由と下剤成分の罠を徹底検証

モリモリスリムは体に悪い?下痢・激痛の理由と下剤成分の罠を徹底検証

モリモリスリムは体に悪い?下痢・激痛の理由と下剤成分の罠を徹底検証について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

モリモリスリムを飲んだ後に襲い狂う下痢や疝痛(差し込むような激痛)の正体は、配合されているハーブ「キャンドルブッシュ(別名:ゴールデンキャンドル、ハネセンナ)」にあります。「自然由来のハーブだから体に優しい」というイメージが先行しがちですが、植物学的にはマメ科ジャケツイバラ亜科の植物であり、その葉や茎には医薬品として指定されているセンナと同じ刺激性下剤成分「センノシド」が豊富に含まれています。

センノシドは大腸に到達すると腸内細菌によってレインアンスロンという物質に代謝され、腸壁のアウエルバッハ神経叢を力任せに刺激します。これにより大腸のぜん動運動が強制的に亢進し、水分が十分に吸収されないまま内容物が直腸へと押し出されるため、水様便や激しい下痢便となって排泄されます。これが、飲むだけでモリモリスリムの副作用とも言える激しい腹痛や下痢を引き起こす決定的な理由です。

独立行政法人国民生活センターは過去に「キャンドルブッシュを含む健康茶」に対して異例の報道発表を行っており、市販のブレンド茶から下剤として処方される医薬品と同等のセンノシドが検出された事例を報告しています。名目上は「食品(お茶)」として流通しているものの、その作用機序は市販の刺激性便秘薬を濃い濃度で飲んでいる状態と何ら変わりません。体質や抽出時間によっては、許容量をはるかに超えた下剤成分を一度に摂取することになるのです。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。