セルフネイルで3週間以上の持ちを実現するためには、適切な道具の選定と厳密な手順の遵守が欠かせません。以下に、プロネイリストが実践するフルカバーチップ長さ出し詳細まとめの手順をステップ形式で解説します。
ステップ1:精密なドライケアと爪甲のサンディング
甘皮処理を怠ると、どのような高級ジェルを用いてもリフトします。プッシャーでルーススキンを押し上げ、ニッパーで余分な角質を除去します。その後、180グリットのスポンジバッファーで自爪表面のツヤを均一に消し、プレプライマーまたはエタノールで水分と油分を徹底的に拭き取ります。
ステップ2:妥協のないサイズフィッティング
自爪の左右にあるストレスポイント(爪のピンク色の部分とフリーエッジの境目)を完璧に覆えるサイズを選びます。「少し小さいサイズ」を選んで無理に押し広げると、必ずリフトの原因になります。迷った場合はワンサイズ大きいチップを選び、両サイドをファイルで削って自爪の輪郭に合わせるのが鉄則です。
ステップ3:チップ裏面のサンディング処理
接着面となるチップの裏側がツルツルしていると、ジェルが弾かれて剥離しやすくなります。チップの裏側根元付近をスポンジファイルで削って曇らせるか、チップ用プライマー(接着促進剤)を塗布してジェルの定着性を高めます。
ステップ4:ジェル塗布と気泡を排除する45度接着
これがジェルチップ長さ出し接着方法における最重要工程です。自爪にベースジェルを薄く塗布して硬化させた後、チップの裏面根元側に適量の長さ出し専用接着ジェル(高粘度ベースジェル等)を乗せます。チップを爪のキューティクルラインから1ミリほど離した位置に45度の角度で当て、根元から先端に向かってゆっくりと倒し込みながら空気を押し出していきます。
ステップ5:ハンディライトによる仮硬化と完全硬化
指でチップを押さえたまま気泡が入っていないことを確認し、ピンポイントで照射できるハンディタイプのLEDライトで5〜10秒間の仮硬化を行います。位置が固定されたら手を離し、据え置き型の本硬化ライトで規定時間(通常60秒)しっかり照射します。最後に根元のわずかな段差をファイルで削り、トップジェルで滑らかにコーティングすれば完成です。