特殊文字ひらがなコピペを日常的に取り入れる際、見落とされがちな落とし穴が3点存在する。単に「可愛いから」と無計画に多用すると、思わぬ不利益を被りかねない。
1. OSバージョンとフォントエンジンによる「豆腐化」現象
受信側の端末フォントがその文字コードをサポートしていない場合、画面上には「□」(通称:豆腐)が表示される。特にAndroid端末はメーカーやOSバージョンごとに内蔵フォントが異なっており、iPhoneでは可愛く見えている装飾が、Androidユーザーからは無意味な空白や記号化けに見えているケースが珍しくない。
2. プラットフォーム内検索からの完全除外
XやInstagramのアカウント名に装飾を施す場合、アルゴリズムの検索挙動に留意しなければならない。例えば「み⃝ち⃝え⃝だ⃝」という文字列は、データベース上では「み」ではなく「み+U+20DD」という全く別のデータとして扱われる。その結果、検索エンジンが同一文字列と認識できず、検索経由でのフォロワー流入が著しく激減するリスクを孕んでいる。
3. 視覚障害者向けスクリーンリーダーの読み上げ破壊
アクセシビリティの観点も見逃せない。特殊な結合記号を連ねたプロフィールを音声読み上げ機能(VoiceOver等)で再生すると、「み、けつごうまる、ち、けつごうまる……」と機械音が延々と反復され、内容が一切伝わらなくなる。過度な文字装飾は、情報伝達としての可読性を著しく損なうトレードオフを抱えている。