鼻詰まってないのに味がしない原因は?受診科と最新治療法【2026】

鼻詰まってないのに味がしない原因は?受診科と最新治療法【2026】

鼻詰まってないのに味がしない原因は?受診科と最新治療法【2026】について詳しく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

「鼻が通っているのに味がしない」と感じた際、最初の関門となるのが受診先の選択です。結論から言えば、味覚障害 何科を受診すべきかの第一選択は、迷わず耳鼻咽喉科(可能であれば味覚・嗅覚外来を標榜する総合病院や専門クリニック)です。舌や口の中の症状だからと安易に内科を受診しても、特殊な検査機器が揃っておらず、「経過観察」と告げられて治療の黄金期を逃す事例が少なくありません。

専門の耳鼻咽喉科で行われる検査は、主観的な問診にとどまらず、以下のような客観的エビデンスに基づいて行われます。

1. 電気味覚検査(エレクトログストメトリー):
舌の特定部位(舌前2/3を支配する鼓索神経、舌後1/3を支配する舌咽神経の領域)に微小な直流電流を流し、金属的な酸味を感じる閾値を測定します。神経伝達経路自体の障害度合いをdB単位で数値化する標準的検査です。

2. ろ紙ディスク法検査:
甘味(ショ糖)、塩味(食塩)、酸味(酒石酸)、苦味(塩酸キニーネ)の4基本味について、濃度を5段階に分けた水溶液を浸した微小な円形ろ紙を舌に乗せ、どの濃度から味を識別できるかを判定します。味蕾の受容能力を客観的に評価します。

3. 静脈性嗅覚検査(アリナミンテスト)および基準嗅覚検査:
ニンニク臭成分を含む薬剤を静脈に注射し、呼気中に現れる匂いを感じるまでの時間(作用時間)と消えるまでの時間(排泄時間)を測定します。これにより、鼻詰まりのない患者に潜む「呼気性嗅覚ルートの機能不全」を確実に暴き出します。

4. 血液生化学検査:
血清亜鉛値の測定に加え、鉄欠乏性貧血やビタミンB12欠乏、甲状腺機能低下症、糖尿病の有無を網羅的にスクリーニングします。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。