抗生剤と抗菌薬の違いを徹底解剖!風邪に効かない理由と耐性菌リスク

抗生剤と抗菌薬の違いを徹底解剖!風邪に効かない理由と耐性菌リスク

抗生剤と抗菌薬の違いを徹底解剖!風邪に効かない理由と耐性菌リスクを詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。

Q1:喉が猛烈に腫れて痛むのですが、抗生剤を飲まなくても治るのでしょうか?
A1:喉の痛みの強さと、原因が細菌かウイルスかという問題は比例しません。猛烈な痛みを引き起こすアデノウイルス感染症(プール熱等)や急性咽頭炎の多くはウイルスが原因であり、抗菌薬は効きません。痛みが激しい場合は消炎鎮痛薬(ロキソプロフェンやアセトアミノフェン等)で炎症を抑えるのが最も効果的です。ただし、溶連菌感染が疑われるケースでは迅速抗原検査を行い、陽性であればペニシリン系抗菌薬の内服が必要となりますので、自己判断せず耳鼻咽喉科や内科を受診してください。

Q2:抗菌薬を飲むといつもお腹がゆるくなります。整腸剤を一緒に飲めば防げますか?
A2:ある程度の予防や緩和は期待できますが、一般的なビフィズス菌などの整腸剤は抗菌薬によって一緒に殺菌されてしまいます。そのため、抗菌薬と一緒に処方される場合は、薬の影響を受けにくい「耐性乳酸菌製剤(ビオフェルミンR等)」や「酪酸菌製剤(ミヤBM等)」が選択されます。受診時に「以前、抗生剤で下痢をした経験がある」と医師や薬剤師に事前に伝えておくことで、適切な整腸剤の併用や、下痢を起こしにくい系統の薬剤への変更を検討してもらえます。

Q3:ウイルス性の風邪と診断されたのに、抗生剤を処方されたのはなぜですか?
A3:ウイルス感染によって気道粘膜が著しく傷つき、そこに肺炎球菌などの細菌が入り込んで二次感染を起こしている、あるいはそのリスクが極めて高いと医師が臨床的に判断した可能性があります。特に高齢者や糖尿病などの基礎疾患を持つ方、免疫機能が低下している患者の場合、風邪をきっかけとした重篤な細菌性肺炎への移行を防ぐ目的で慎重に処方されるケースがあります。疑問に思った際は、遠慮なく「この抗生剤はどういった目的で処方されていますか?」と主治医に確認することが安心につながります。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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