その皿レンジで割れるかも?耐熱皿の見分け方と危険なNg食器の真実

その皿レンジで割れるかも?耐熱皿の見分け方と危険なNg食器の真実

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「レンジ対応」と「オーブン対応」は、熱の伝わり方も求められる素材スペックも根本から異なります。電子レンジはマイクロ波を照射して食品に含まれる水分を振動させて発熱させるため、器自体が電波を透過し、かつ食品からの伝熱に耐えられる素材でなければなりません。一方でオーブンは、庫内全体をヒーターで200℃〜300℃の高温に加熱して外側から熱を放射するため、極めて高い耐熱温度と長時間の熱放射に耐えうる安定性が求められます。

安全な確認のファーストステップは、器の底面にある刻印やラベルの確認です。国内流通品であれば、日本産業規格(JIS S 2030等)や家庭用品品質表示法に基づき、品質表示シールや外箱、あるいは器自体の高台(底の円形部分)に耐熱性能が明記されています。文字情報として「電子レンジ用」「オーブン用」とダイレクトに書かれているケースのほか、欧州規格などに準じたアイコンで表示されている場合もあります。

シールを剥がしてしまって刻印も見当たらない場合、取材経験豊富な料理家やキッチンツールの開発現場では「疑わしきは加熱せず」を大原則としています。見た目だけで耐熱性を100%判別することは困難ですが、後述する素材の特性や製造工程のサインを読み取ることで、危険な加熱事故を未然に防ぐことが可能です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。