初心者も10分!2026年最新の浴衣の着方とおはしょり美化の極意

初心者も10分!2026年最新の浴衣の着方とおはしょり美化の極意

今注目を集めている 初心者も10分!2026年最新の浴衣の着方とおはしょり美化の極意について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

初心者の着姿が「野暮ったく」見えてしまう最大の原因が、帯の下から覗く布地「おはしょり」のモタつきや斜めの波打ちです。プロの着付け師とアマチュアの仕上がりを分ける境界線は、下前の見えない部分の処理にあります。

おはしょりが厚ぼったく膨らんでしまう力学的な理由は、「上前と下前の2枚の布が重なっているから」です。特に下前(内側の布)の余り布が腰回りにたまると、正面から見たときに下腹部が出っ張って見えてしまいます。これを完全に解消するのが、プロ御用達の「三角上げ(さんかくあげ)」という技法です。

身八つ口から手を入れて布を下ろした後、内側にある下前の褄(つま・衿先)を、左のアンダーバストに向けて斜め上にグッと折り上げます。直角三角形を作るように余分な布を内側の胸元へ引き上げることで、おはしょり部分に残る布が「上前1枚だけ」の状態になります。重なりが消えたおはしょりは劇的に薄くなり、まるでアイロンをかけたかのように平らになります。

さらに、胸紐を結んだ後、おはしょりの下端を人差し指と親指で挟み、左から右へとスーッと滑らせて水平なラインを作ります。長さの理想は、帯の下から人差し指の長さ(約6〜7cm)が出ている状態です。長すぎる場合は、胸紐のところで布を少し上にたくし込んで帯の中に隠すことで、足長効果のある洗練されたシルエットが生まれます。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。