第1期において、虐げられた少年兵たちが自らの手で運命を切り拓く姿は、王道かつ泥臭いピカレスクロマンとして絶賛を集めました。しかし、第2期後半に入ると物語のトーンは急速に暗転し、視聴者が期待していた「カタルシスのある勝利」や「希望に満ちた未来」から大きく乖離していきます。
ネット上で「脚本崩壊」とまで叩かれた最大の理由は、主人公サイドの判断ミスと無謀な暴走の連続によって破滅へ突き進むプロットにありました。どれほど過酷な戦況でも機転と圧倒的な力で突破してきた三日月・オーガスやオルガ・イツカたちが、政治的謀略の前に為す術なく追い詰められていく様は、視聴者に強烈な無力感とストレスを植え付けました。
さらに、緻密に張り巡らされていた伏線やキャラクターの思惑が、終盤で雑に処理されたように映った点も批判に拍車をかけました。「積み上げてきた熱いドラマを裏切られた」というファンの落胆が、過激なバッシングへと転化していったのです。