自身がねじれ腸なのか、それとも単なる弛緩性便秘なのかを見極めるには、日頃の症状の出方に注目する必要がある。「運動するとお腹がゴロゴロ鳴る」「便秘と下痢を交互に繰り返す」「子供の頃からずっと便秘がちだった」「お腹を揺らすと便が出やすくなる」といった項目に当てはまる場合、ねじれ腸の可能性が極めて高い。
健康情報を追う医療ジャーナリズムの視点から言えば、すべての便秘を「腸内フローラの乱れ」や「自律神経の乱れ」という一言で片付ける風潮には警鐘を鳴らすべきだ。個々の解剖学的な個性を無視した画一的なヘルスケア指導は、時に患者に不要な苦痛を強いることになりかねないからだ。