チ・ソンジュンと長谷部宗介。ふたつの「ツンデレ副編集長」には、演者の哲学が色濃く反映されている。パク・ソジュンは圧倒的なスタイルと低音ボイスを武器に、大人の余裕と脆さが同居する包容力を醸し出した。仕事中の鋭い眼光と、ヒロインの前で見せる無邪気な笑顔の振り幅が絶妙である。
対する中島健人は、スタイリッシュな佇まいの中に狂おしいほどの情熱と純粋さを込めた。冷酷に見える言動の裏に隠された傷つきやすさ。彼が魅せるシルエットの美しさと繊細な演技アプローチは、オリジナル版とは一味違うロマンティシズムを提示した。二人の名優がそれぞれのアプローチで作り上げた副編集長像は、どちらも甲乙つけがたい魅力を放っている。