ペットショップの真の恐ろしさが描かれたのが、同じく動物のスタンド使いである「イギー(ザ・フール)」との一騎打ちです。偶然DIOの館を目撃したイギーは、見逃されることなくペットショップの標的となり、カイロ市内での過酷なサバイバル戦へ突入します。
イギーは砂のスタンド「ザ・フール」で防御を固めるものの、ホルス神の氷は砂のドームごと凍結させ、逃げ場を塞ぎます。イギーは前足を一本失う重傷を負いながらも、下水道からナイル川の川底へと逃走を図りました。
しかし、ペットショップは川底の泥の中まで執念深く追跡。水中で逃げ場を失ったイギーに対し、ペットショップは嘴の中に巨大な氷のミサイルを生成し、至近距離から止めを刺そうとします。その瞬間、イギーは残された力を振り絞り、ザ・フールの砂のシェルターを急激に解除して突進。ペットショップの嘴を強引に噛み砕いて塞ぎました。
嘴の中で発射準備を完了していた氷のミサイルは行き場を失い、体内(頭部)で暴発・炸裂。頭部を内側から吹き飛ばされたペットショップは絶命し、ナイル川の底へと沈んでいきました。言葉のない動物同士の命を懸けた心理戦・知恵比べは、第3部屈指の名バウトとして現在も高く評価されています。