昭和新山山麓駅と有珠山頂駅を結ぶ有珠山ロープウェイは、大型ゴンドラ(定員約106名)が毎時15分間隔(毎時00分、15分、30分、45分発)でピストン運行を行っています。観光ハイシーズンや大型連休期間には臨時便が随時増発され、フル稼働体制が敷かれますが、計画的な利用には正確な費用とダイヤの把握が欠かせません。
2026年現在の標準往復運賃は、中学生以上の大人で2,000円、小学生の小人で1,000円に設定されています(未就学児は大人1名につき1名無料)。燃料費や施設維持管理費の推移を受けて改定が重ねられていますが、大自然の保全活動費や安全運行への投資が背景にあります。少しでも旅費を抑えたい場合、公式ホームページで随時配布されている「WEB割引クーポン」(画面提示で約10%割引)や、洞爺湖温泉街の主要ホテル売店、近隣観光施設が取り扱う前売りセット券の活用が極めて有効です。
運行状況を巡るトラブルで最も注意すべきは「突発的な強風による運休」です。有珠山は内浦湾(噴火湾)からの海風と、山腹を吹き抜ける吹き下ろしの風がぶつかる特異な風道に位置しています。地表が穏やかな晴天であっても、尾根筋の風速が毎秒15メートルを超えると減速運行、20メートルを超えると安全装置が作動して即時見合わせとなります。旅行当日は、出発前に公式サイトのトップページに掲示される運行状況告知を必ず確認する習慣をつけてください。