国内最大級のライブホールチェーンであるZeppにおいて、入場時に配布またはドリンク交換時に提供されるオリジナルグッズが「Zeppペットボトルホルダー」です。この象徴的なアイテムについて、Zeppペットボトルホルダーの使い方を誤っているビギナーは少なくありません。
基本的な構造は、先端の硬質プラスチックあるいはラバー部分の凹みをボトルのネック部分に水平に押し込み、「カチッ」と音が鳴るまで深く噛み合わせる仕様です。付属のカラビナをデニムやカーゴパンツのベルトループに連結させることで、腰からスマートに吊り下げることが可能になります。ただし、薄手のイージーパンツなど強度の低いループに吊るすと、重みで生地が裂けたりボトルが激しく揺れて太ももを強打するため、強度のあるボトムスを選ぶことが前提となります。
そしてフロアの勝敗を分けるのが、ライブハウスのドリンクチケット交換タイミングです。多くの来場者が「入場直後にバーカウンターへ並ぶべきか、終演後にゆっくり引き換えるべきか」で迷います。この判断は、自身の整理番号とフロアでの立ち位置によって明確に分かれます。
前方ブロックを狙う良番(整理番号ひと桁〜100番台前半)を所持している場合、迷わずフロアへ直行してポジションを確保するのが鉄則です。開演前のバーカウンターに寄り道しているわずか数十秒の間に、最前列や柵前などの優良ポジションは埋め尽くされます。この場合、ドリンクチケットの交換は「終演後」に回すのがセオリーとなります。ただし、終演後はバーカウンターに長蛇の列ができ、終電の時間が迫るリスクがあるため、終演直後に素早くカウンターへ向かう判断力が求められます。
一方で、整理番号が後方の場合や、後方エリアでゆったり観覧する場合は、「入場直後」の引き換えがベストです。開演前のバーカウンターが比較的空いているタイミングで水やスポーツドリンクを確保し、ホルダーにセットしてからフロア中央から後方の見やすい位置へ移動すれば、スタンディングライブの熱中症対策と水分補給を万全の体制でスタートできます。