K-POPのコレクター界隈で最も失敗が起きやすいのが、標準の55×85mmから外れる「特殊規格」の取り扱いです。特にツアーグッズの定番であるミニフォトや、CDショップの購入特典として定着したラキドロ(ラッキードロー)は、サイズだけでなく素材や厚みにも注意を払う必要があります。
第一の落とし穴が「ミニフォト」です。主にコンサート会場や公式オンラインショップで販売されるミニフォトカードは、横70mm × 縦100mm(または横72mm × 縦105mm)で作られており、通常のトレカスリーブやバインダーには一切収まりません。これには写真用のL判(89×127mm)向けリフィルや、ミニフォト専用のクリアポケットを用意しなければなりません。
第二の落とし穴は「ラキドロトレカの厚み」です。紙製トレカの厚みが約0.3〜0.4mmであるのに対し、プラスチック製(PVCやアクリル)のラキドロトレカは厚みが約0.8〜1.0mmに達します。縦横が55×85mmであっても、厚みのせいで標準的なぴったりスリーブに入れると縁が裂けたり、プラスチック同士が密着して表面の印刷を傷めたりするリスクがあります。ラキドロには少しゆとりのある57.5×89mm程度のスリーブを使用し、無理に押し込まない配慮が欠かせません。
また、チェキ風の「ポラロイドカード」は横54mm × 縦86mm(チェキmini規格)であることが多く、下部の余白部分を含めて縦横比が異なる点も把握しておく必要があります。