インターネット上の掲示板やSNSでは、コストコへの非会員入場を巡って多くの誤解や危険な裏ワザが語り継がれています。特に注意すべき2大トピックを検証します。
メルカリやヤフオクでの一日券出品は「重大な規約違反」
フリマアプリ(メルカリ、ラクマ等)では、現在でも「コストコ 一日招待券」と称した紙片が数百円から数千円で出品されているケースが見受けられます。しかし、コストコ公式は「招待券・割引券の有償譲渡および転売」を一律で厳格に禁止しています。
実際の現場では、招待券の受付時に本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード等)の提示を求められ、過去の利用履歴や住所の一致を確認される運用が定着しています。転売で購入した券を提示しても、入口のメンバーシップカウンターで受付を拒絶されるトラブルが多発しており、金銭的損失を被るだけでなく、トラブルに巻き込まれるリスクが極めて高いため絶対に手を出してはなりません。
「処方箋を持っていけば入れる」の真実と厳格な境界線
「コストコ 調剤薬局 処方箋 入場」というキーワードも話題に上ります。医薬品医療機器等法(薬機法)の規定により、調剤薬局は健康保険の指定医療機関として広く公衆に開放される義務があるため、非会員であっても医療機関発行の有効な処方箋を持参すれば、薬局窓口への立ち入りは法律上拒否されません。
しかし、これはあくまで「調剤を受けるための入場」に限定された例外措置です。薬局への直通ルートを案内され、処方箋の調剤が完了すればそのまま退店を求められます。処方箋を口実に売場に入り込み、食品や日用品をレジへ持参しても、会員証がなければ会計処理を完了させることはシステム上できません。「処方箋があればコストコで買い物ができる」という説は完全な誤認です。