言葉の爆発的普及を後押ししたもうひとつの要素が、ビジュアル面でのアイコン化です。テキスト主体のネット掲示板やチャットツールにおいて、「激おこぷんぷん丸 顔文字」が大量に生み出されました。
代表的なものとして「٩(๑`^´๑)۶」や「(٩๑`ȏ´๑)۶」といった、怒っているはずなのに頬を膨らませて愛嬌を振りまくデザインが定番化しました。シリアスな怒りではなく、「構ってほしい」「ちょっと拗ねている」という感情を視覚的に伝えるツールとして重宝された形です。
また、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)界隈では「激おこぷんぷん丸 AA」として、「モナー」や「やる夫」といった既存のAAキャラクターが怒り狂う姿と組み合わせたアスキーアートが多数制作されました。言葉そのものの語呂の良さに加え、顔文字やAAという感情伝達の視覚装置がセットになったことで、ネットスラングとしての強固な生態系が確立されたといえます。