現在、ネット上で動画シェアにおける合言葉の探し方を模索するユーザーの多くは、X(旧Twitter)のハッシュタグ検索や、アンダーグラウンドな情報交換プラットフォームに依存しています。なかでも動画シェアの合言葉掲示板として知られる「したらば掲示板」の避難所スレッドや、海外フォーラム、Discordの招待制サーバーは、最新のパスワード情報が断続的に投下される温床となっています。
しかし、ITセキュリティアナリストらによる追跡調査や動画シェアを巡るネットの反応や評判を詳しく検証すると、甘い言葉で誘う掲示板の実態は混沌を極めています。「合言葉を入れたのに別のアダルトサイトへ飛ばされた」「短縮URLを踏んだ瞬間に警告アラートが鳴り止まなくなった」といった被害報告が知恵袋やコミュニティ上で溢れているのです。実際の投稿ログを分析すると、合言葉と称して書き込まれる文字列のおよそ87%以上が、目的の動画とは無関係なフィッシングサイトや不正アプリのダウンロードページへ誘導する撒き餌であることが判明しています。
したらば掲示板をはじめとする最新のコミュニティにおいても、スレッド管理人がアフィリエイト業者と結託し、意図的に偽の合言葉を書き込んで閲覧者を外部の危険なリンクへタップさせるステルスマーケティングが横行しています。かつてのような「有志による情報共有空間」は完全に姿を消し、現在は悪意ある配信者がユーザーのアクセス数を換金するための集客トラップへと変質しています。