声優・宮野真守さんの音楽的才能を語る上でも、吹雪士郎名義でリリースされたキャラクターソング『アイスロード』の存在は見逃せません。『イナズマイレブン キャラクターソングオリジナルアルバム』に収録された本曲は、キャラソンの枠を完全に超えた名曲として語り継がれています。
凍てつくような孤独のなかを一人で歩んできた士郎の哀愁と、雷門イレブンという仲間に出会って氷が溶けていく心の変化を描いた歌詞を、宮野さんは士郎の繊細な声質のまま見事に歌い上げました。高音域のファルセットの美しさと、感情の揺れ動きをトレースする表現力は、本格的なソロアーティスト活動を軌道に乗せていた宮野さんならではのクオリティです。
ファンの間では今なお「冬になると必ず聴きたくなる神曲」として愛されており、吹雪兄弟の壮絶なバックボーンを知る者にとっては、涙なしには聴けないアンセムとなっています。