防衛大学校の偏差値と難易度の真相!一般大比較と給料・過酷な実態

防衛大学校の偏差値と難易度の真相!一般大比較と給料・過酷な実態

防衛大学校の偏差値と難易度の真相!一般大比較と給料・過酷な実態に関する注目トピックを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

防衛大学校の難易度を測る際、単純な学力偏差値だけでは実態を見誤ります。文部科学省所管の通常の大学ではなく、防衛省の施設等機関として位置づけられる防大の入試は、実質的に国家公務員特別職の採用試験そのものだからです。

学科構成は大きく2つに分かれます。防衛大学校人文社会科学専攻(文系)と、防衛大学校理工学専攻(理系)です。一般採用試験における学力ボーダーラインは、予備校模試の換算で文系が偏差値60〜65、理系が55〜58程度と算出される傾向にあります。しかし、ここには大きな落とし穴が存在します。

防衛大学校の一般採用試験(筆記)は例年秋(10月下旬〜11月上旬)という早い日程で実施されます。そのため、東京大学や京都大学、東工大、一橋大などの最難関国立大学や早慶上理、国公立医学部を本命とするハイレベルな受験生が「共通テスト前の力試し」「無料で受けられる併願先」として大挙して腕試しに訪れます。結果として、筆記試験の通過ラインを押し上げているのが実情です。

「一次の筆記試験を通過したものの、周囲を見渡せば旧帝大志望の受験生ばかりで圧倒された」というのは受験関係者や指導塾の間で毎年語られる定番の光景です。とりわけ人文社会科学専攻は募集人員が理工学専攻に比べて極端に少ないため、防衛大学校一般採用試験ボーダーは文系の方が格段に跳ね上がります。一次試験の学力試験(択一式および記述式)で7割以上の得点率を確保できなければ、二次試験の身体検査・口述試験へ進むことすら覚悟できません。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。