渡航制限が完全に全面解除されて以降、日本人による韓国旅行の熱気はとどまる気配を見せない。韓国観光公社が発表した最新データを見ても、主要都市を訪れる日本人旅行者数は高水準を維持しており、とりわけ首都ソウル特別市への集中度が高い。
こうした需要の急増に伴い、現地におけるホテル・宿泊業の競争は極めて激しさを増している。その中で旅行者の選定基準として急浮上しているのが「日系ブランドの安心感」だ。現地資本のデザイナーズホテルが増える一方、水回りのトラブルや言語対応、セキュリティ面での不安を解消したい層が、日系大手チェーンを意図的に指名買いする傾向が顕著になっている。