消えた昭和の社交場「ニュートーキョー談話室」現在の跡地と閉店の真相

消えた昭和の社交場「ニュートーキョー談話室」現在の跡地と閉店の真相

消えた昭和の社交場「ニュートーキョー談話室」現在の跡地と閉店の真相の特集記事をお届けします。最新トレンドが詰まっています。

昭和の喫茶史を語るうえで必ず比較されるのが、新宿や渋谷、秋葉原などに展開していた「談話室滝沢」の存在です。「ニュートーキョー談話室と談話室滝沢は何が違ったのか?」という疑問を持つ方も少なくありません。この2大談話室には、明確なコンセプトの違いが存在していました。

談話室滝沢との最大の違いは、母体のルーツと空間のキャラクターにあります。談話室滝沢は「静粛とおもてなし」を徹底的に追求し、1杯1,000円前後の強気な価格設定とともに、大声での会話を控えるよう促す厳格なルールで有名でした。対するニュートーキョー談話室は、総合外食企業であるニユートーキヨーのDNAを受け継いでおり、格式の高さを維持しながらも、どこか大らかで温かみのあるサロンのような居心地の良さを兼ね備えていました。どちらも昭和の社交場として愛されましたが、より飲食メニューのクオリティやリラックス感で選ばれていたのがニュートーキョーだったといえます。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。