Q1:BRTの運賃は、普通の路線バスや電車と比べて高いのですか?安くなりますか?
A1:運行事業者や路線によって異なりますが、一般的には「普通電車と同等か、一般路線バス並みの水準」に設定されています。例えばJR東日本の気仙沼線・大船渡線BRTでは、鉄道時代の営業キロを引き継ぐ運賃計算体系(BRT運賃)を採用しており、交通系ICカード(Suica等)や定期券割引も利用可能です。鉄道に比べて運行経費が抑えられているため、長期的にも大幅な値上げリスクを抑制できるメリットがあります。
Q2:連節バス(2台つながったバス)を運転するには、特別な免許が必要ですか?
A2:お客様を乗せて営業運行するためには「大型第二種運転免許」が必要です。トレーラーのような牽引(けんいん)免許が必要と思われがちですが、日本の現行道交法上、切り離しを前提としない構造の連節バスは大型第二種免許のみで運転できます。ただし車体長が18メートル前後に達するため、運行会社社内での専門技能訓練や安全講習の修了が必須とされています。
Q3:なぜ路面電車(LRT)ではなく、BRTを選ぶ自治体が多いのですか?
A3:最大の要因は「初期工事費」と「ルートの柔軟性」です。宇都宮市で開業したLRT(芳賀・宇都宮LRT)のような完全新設路面電車は、軌道敷設や架線・変電所整備に数百億円の巨費を要します。一方、BRTは既存の廃線跡や道路を舗装・改良して活用できるため、導入コストが数分の一で済みます。また、レールがないため、将来の人口動態や開発に合わせてルートを変更したり、専用道を出て住宅地へ乗り入れたりできる柔軟性がBRT選択の決め手となっています。
Q4:BRT専用道路に、一般の乗用車やバイクが誤って進入したらどうなるのですか?
A4:BRT専用道は道路法上、または鉄道事業法・軌道法上の専用敷地として管理されており、一般車両の進入は道路交通法違反(通行禁止違反等)となります。誤進入を防ぐため、一般道との交差部には「遮断機」「進入検知センサー」「警告電光掲示板」が設置されているほか、ナンバー読取カメラによって進入車両を特定・通報する厳格な保安対策が講じられています。