放送当時の熱狂と、その後の視聴者の評価について、SNSやコミュニティサイトでのリアルな反応を検証すると、新川優愛の演じた上原杏子には独特の支持が集まっていることがわかります。
当時の視聴者コミュニティや近年の再配信レビューでは、次のような生の声が多数寄せられています。
「最初はいじめがエグくて本当に嫌な奴だと思ったのに、第4話で母親に追い詰められて泣き崩れるシーンでもらい泣きした。新川優愛の目の演技が凄まじかった」
「GTOのプール回でスタイルが良すぎて衝撃を受けたのを覚えてる。脚が長すぎて漫画のキャラクターがそのまま実写になったみたいだった」
「吉川(中川大志)との関係性が、ただのいじめっ子といじめられっ子から、お互いの弱さを知った同志みたいに変化していく過程が2012年版で一番好きなエピソード」
また、当時の現場取材資料によると、新川優愛自身も上原杏子という役柄に対して強い覚悟を持って臨んでいたことが分かります。過激ないじめシーンの撮影では、共演者の中川大志に対して本番前に「本当にごめんね」と声をかけつつも、カメラが回れば一切の手加減を排除して役に没入していたといいます。このプロフェッショナリズムが、作品に漂う張り詰めた緊張感を生み出していました。