歴史ファンならずとも外せないのが、徳川家康が青壮年期を過ごした足跡を辿る歴史散策だ。天下統一の拠点となった浜松城は全国的に知られるが、観光客が集中する天守閣周辺から少し足を延ばすだけで、驚くほど静かな穴場スポットに出会える。
城郭の北側に広がる日本庭園や、かつての家康の抜け穴伝説が残る古道沿いは、木漏れ日が差し込む癒やしの空間だ。地元ボランティアガイドの解説を聞きながら歩けば、若き日の家康がいかにこの地を愛し、地形を生かした防衛網を張り巡らせたかが立体的に浮かび上がる。周辺には、静かに日本茶を楽しめる和カフェも点在しており、喧騒を離れて深呼吸するには格好の場所といえる。