血統書の管理機関として知られるジャパンケネルクラブ(JKC)や、米国の歴史あるアメリカンケネルクラブ(AKC)は、このような異種交配によるミックス犬を独立した純血種として公認しているわけではない。遺伝的固定化がなされていないため、血統維持の観点からは慎重な議論が続けられているのが現状だ。
だが、世界的な需要の拡大とともに、遺伝的多様性がもたらすハイブリッドとしての魅力や健康面への関心は高まり続けている。ブリーダーの倫理観や遺伝的疾患のリスクを抑制するためのガイドライン作りなど、血統登録機関を取り巻く環境や議論にも新たな潮流が生まれつつある。