左を下にして寝る健康効果とは?逆流性食道炎の予防と心臓への影響

左を下にして寝る健康効果とは?逆流性食道炎の予防と心臓への影響

左を下にして寝る健康効果とは?逆流性食道炎の予防と心臓への影響に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

妊娠中、特にお腹が大きくなる妊娠中期から後期にかけては、左側を下にして寝る姿勢が推奨されます。仰向けで寝ると、重くなった子宮が背骨の右側を通る下大静脈を強く圧迫し、血圧低下や冷や汗、息苦しさを引き起こす「仰臥位低血圧症候群」のリスクが高まるためです。

産婦人科でも指導される「シムス位」は、左側を下にして横向きになり、上の足(右足)を軽く曲げて前に出すリラックス姿勢です。この体勢を取ることで下大静脈への圧迫を回避し、胎盤への血流を安定させると同時に、母体側の心臓への血液還流をスムーズに保つことができます。

さらに、左向きをはじめとする横向き寝は、いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)の予防にも効果的です。仰向けで寝ると重力によって舌根(舌の付け根)や軟口蓋が喉の奥へと落ち込み、気道が狭くなってしまいます。体を横に向けるだけで気道の閉塞を物理的に防ぐことができ、いびきの音量低下や無呼吸発作の頻度軽減につながります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。