その後、国政政党である日本維新の会の立ち上げに関わり、日本中に「橋下旋風」を巻き起こした際も、典子さんのスタンスは一切ブレなかった。政治的な表舞台に自ら立ち出ることを徹底して避け、夫の政治活動と家庭生活を明確に切り離した。
メディアの突撃取材や過熱する報道に対しても、彼女は終始沈黙を守り、子供たちの学校生活やプライバシーを守る防波堤となった。政治家の妻として政界の宴席や婦人会に積極的に顔を出すタイプではなく、徹底して「母であり、妻であること」を貫いたスタイルは、当時の政界関係者の間でも異彩を放っていた。