ホッピーとは、ホッピービバレッジ株式会社が製造・販売している麦芽発酵清涼飲料水です。誕生したのは終戦直後の1948年。当時、庶民には高嶺の花だったビールの代用品として、下町の大衆酒場を中心に爆発的な普及を見せました。
最大のポイントは、「完成された酒」ではなく「割り材」であるという点です。ホッピー単体のアルコール度数は約0.8%で、酒税法上は清涼飲料水(ノンアルコール炭酸飲料の扱い)に分類されます。これを主に25度の甲類焼酎と混ぜ合わせることで、アルコール度数約5%前後のビアカクテルが完成します。
製造工程においても、ビールと同じく麦芽とホップを使用し発酵させていますが、発酵を極めて初期段階で止めることでアルコール濃度を抑え、独特の麦の旨味と爽快な酸味を残しています。