Q1:1本だけでも実はなりますか?受粉用のハチや別品種は必要ですか?
A1:日本で一般に販売されているイチジク苗(桝井ドーフィン、バナーネ、ビオレソリエス等)はすべて自家結実性(単為結果性)を持つ共通種群です。受粉樹やイチジクコバチなどの媒介昆虫を必要とせず、1本だけで完全に結実して美味しい果実が収穫できます。
Q2:収穫時や剪定時に枝から出る白い液体は何ですか?肌についても大丈夫ですか?
A2:白い樹液は「フィシン」と呼ばれるタンパク質分解酵素を含んでいます。皮膚につくと痒みやかぶれを引き起こす原因となるため、手入れや収穫作業を行う際は必ず園芸用ゴム手袋や長袖を着用してください。万が一肌に付着した場合は速やかに流水と石鹸で洗い流します。
Q3:葉が黄色くなって次々と落ちてしまいます。病気でしょうか?
A3:秋の落葉期(10月下旬以降)であれば生理的な自然落葉のため問題ありません。しかし初夏から夏に落葉する場合、主因は「極端な水切れ」「鉢内の根詰まり」「ハダニの大量発生」です。葉裏を観察して小さな斑点や蜘蛛の巣状の糸があればハダニ対策を行い、水やり頻度と用土の保水性を見直してください。
Q4:挿し木で増やした苗は、何年目から実が収穫できますか?
A4:挿し木を行った当年から順調に生育すれば樹高が1メートル近くまで伸び、早ければ挿し木の翌年(2年目)から数個の実をつけ始めます。安定してまとまった個数が収穫できるようになるのは3年目以降が目安です。