黒舞茸の豊かな風味としっかりとしたテクスチャーをダイレクトに堪能できる、定番にして至高の人気メニューを紹介します。
1. 香りと出汁が染み渡る「黒舞茸の炊き込みご飯」
黒舞茸から抽出される濃厚な褐色の出汁をお米一粒ひと粒に吸わせる、最も贅沢な食べ方です。
【材料(米2合分)】
黒舞茸:1パック(約150g)、米:2合、油揚げ:1枚(細切り)、醤油:大さじ2、みりん:大さじ1.5、酒:大さじ1、和風顆粒だし:小さじ1/2、水:適量(2合の目盛りまで)、三つ葉:お好みで
【作り方のコツ】
研いだ米に調味料を加え、2合の目盛りまで水を入れてひと混ぜします。その上に油揚げと手で大ぶりに割いた黒舞茸を敷き詰め、混ぜずにそのまま炊飯します。炊き上がったら10分蒸らし、底からサックリと切るように混ぜ合わせます。黒舞茸を炒めずに生のまま炊き込むことで、上品な出汁とシャキッとした歯切れが両立します。
2. 強火で香ばしさを極める「黒舞茸のバター醤油炒め」
副菜としてはもちろん、肉料理の付け合わせやおつまみにも最適なスピードメニューです。
【調理の黄金手順】
フライパンにサラダ油小さじ1を強火で熱し、手で割いた黒舞茸を重ならないように広げます。「触りすぎず、焼き色をつける」のがポイントです。両面に香ばしい焼き色がついたら有塩バター10gを落とし、鍋肌から醤油小さじ2を一気に回し入れて手早く全体に絡めます。仕上げに粗挽き黒胡椒を振れば、濃厚な旨味と香ばしい醤油バターの風味が口いっぱいに広がります。
3. 外はサクサク・中はジューシー「黒舞茸の天ぷら」
黒舞茸の水分を閉じ込め、噛んだ瞬間にジュワッと旨味が溢れ出す極上の一品です。
【サクサクに揚げるプロのコツ】
割いた黒舞茸に、まず薄く打ち粉(薄力粉)をまぶしておきます。衣液は冷水と薄力粉をサックリ混ぜ(混ぜすぎない)、180℃のやや高めの油で短時間(約1分半〜2分)揚げます。打ち粉が余分な水分の流出を防ぎ、高温で揚げることで衣が油を吸わず軽やかに仕上がります。塩やすだちのみで味わうのがベストです。
4. 旨味オイルが絡みつく「黒舞茸とベーコンの和風パスタ」
黒舞茸から溶け出す出汁をオリーブオイルと乳化させることで、ブイヨン要らずの濃厚パスタが完成します。
【作り方のポイント】
フライパンにオリーブオイルとみじん切りニンニク、鷹の爪を入れて弱火にかけ、香りが立ったら短冊切りのブロックベーコンと黒舞茸を炒めます。パスタの茹で汁(お玉1杯分)と醤油小さじ1を加え、フライパンを細かく揺すってオイルと水分をしっかり乳化させます。茹で上げたスパゲッティを手早く絡めれば、麺全体に黒舞茸のコクがコーティングされます。