腰から足にかけての痛みの正体とは?坐骨神経痛の危険シグナルと対策法

腰から足にかけての痛みの正体とは?坐骨神経痛の危険シグナルと対策法

腰から足にかけての痛みの正体とは?坐骨神経痛の危険シグナルと対策法に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

自身の痛みがどの病態に起因しているのかを客観的に把握することは、適切な医療機関の選択やセルフケアの第一歩です。日本整形外科学会および日本脊椎脊髄病学会のガイドラインや臨床統計に基づき、下肢痛を引き起こす主要3疾患と危険な脊椎疾患の特徴を以下の表にまとめました。

疾患・病態好発年齢・発症頻度痛みの増悪・緩和姿勢臨床的特徴と経過腰椎椎間板ヘルニア20〜40代(活動期)
有病率:約1〜2%前屈(前かがみ)、座る姿勢で悪化。
立つ、寝転ぶ姿勢で軽減。急性期は歩行困難な激痛。適切な保存療法により約80%が3ヶ月以内に自然縮小・寛解する傾向。腰部脊柱管狭窄症60代以上(加齢性)
国内推定患者数:約580万人後屈(腰を反らす)、歩行で悪化。
前かがみ、座って前傾すると緩和。間欠性跛行が顕著。進行すると下肢筋力低下や排尿障害を伴い、手術適応の検討が必要になる。梨状筋症候群全世代(長座・アスリート)
坐骨神経痛全体の数%程度長時間の着座、あぐら、股関節の内旋で悪化。
歩行運動で筋肉がほぐれると軽減。殿部の深い圧痛が目立つ。骨性変化がないためMRIでも確定が難しく、トリガーポイント注射などで鑑別。脊椎危険疾患(レッドフラッグ)がん既往者、高齢者、免疫低下者
(脊椎腫瘍・化膿性脊椎炎等)体位を変えても痛みが不変。
安静時や夜間の就寝時に増悪。発熱、原因不明の体重減少を伴う。マッサージや様子見は禁忌であり、緊急の精査が必須。
吉田 誠
著者

吉田 誠

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