スプリットショットリグのセッティングは極めて手軽ですが、細部にこだわることでライントラブルやラインブレイクを劇的に減らすことができます。
リグの構成は、ラインの先端にフックを結び、フックから一定の距離を空けたメインライン上にスプリットショットシンカー(ガン玉)を固定するだけです。フックの結び方は、結束強度が高くすっぽ抜けにくい「パロマーノット」または「クリンチノット」が定番です。
ここで最も注意すべきなのが「シンカーによるラインの挟み込み傷」です。ラインに直接金属のガン玉を強くカシメると、フロロカーボンやエステルラインが潰れて強度が著しく低下します。対策として、あらかじめ内側にゴムがコーティングされた「ゴム張りガン玉」を使用するか、ライン保護用のストッパーゴムをかませてからシンカーを挟むのがセオリーです。これだけで不意の大物とのファイトによるアワセ切れを確実に防げます。
フックサイズと形状については、カバー周りやウィードエリアを攻めるなら根掛かりを回避できるオフセットフック(#2〜#6程度)、オープンウォーターで吸い込み重視ならマスバリ(マス針)を選ぶのが理想的です。