コムクロシャンプーの使い方において、最も留意すべきは「髪や頭皮を濡らさず、完全に乾いた状態で塗布する」という点です。水分が存在すると薬液が薄まり、患部以外の皮膚へ無駄に垂れ落ちてしまうリスクが生じます。
塗布手順と注意すべき流れは以下の通りです。
1回あたりの使用量は患部の広さに応じて医師から指示されますが、通常は最大でも1日約8g(約小さじ2杯分)までと定められています。分け目を作りながら指先で病変部に直接すり込み、その後きっちり15分間放置します。この15分という時間は、有効成分が角層へ十分に浸透しつつ、長時間の接触による皮膚菲薄化(ひはくか)などの副作用を最小限に食い止める「ショート・コンタクト療法」の理論に基づいた厳格な設定です。
15分経過後は、少量のぬるま湯を加えてしっかりと泡立て、頭皮と髪全体を洗浄してから完全に洗い流します。目や顔面の皮膚に薬液が付着すると刺激や眼圧上昇の原因となるため、洗髪時は目を固く閉じ、手についた薬剤も速やかに石鹸で洗い流すことが鉄則です。