お湯がもたらす健康効果を最大限に引き出すには、湯温の正確なコントロールが欠かせない。温泉療法や入浴医学の第一人者である早坂信哉教授の研究によると、自律神経のバランスを整え、身体への負担を最小限に抑える最適な適正温度は40℃とされている。42℃を超える熱湯への長時間の入浴は、交感神経を過剰に刺激して血圧を急上昇させるリスクがある。
40℃程度のぬるめのお湯に10分から15分ほど浸かることで、深部体温が緩やかに上昇し、入浴後のスムーズな睡眠導入へとつながる。さらに、血行促進効果を持つ入浴剤を組み合わせることで、疲労回復や皮膚の保湿効果を格段に跳ね上げることが可能だ。