C35ローレルを語る上で欠かせないのが、「クラブS」と「メダリスト」という2つの明確なキャラクター分けです。このローレルC35メダリスト違いを正しく把握することは、購入時のグレード選びにおいて極めて重要な分岐点となります。
スポーティラインである「クラブS」は、スモーク調の異形ヘッドライト(内部丸目4灯風)と横基調のフロントグリルを備え、引き締まった専用サスペンションとブラック基調のインテリアが特徴です。一方の「メダリスト」は、きらびやかなメッキ格子グリルに角型マルチリフレクターヘッドライト、木目調パネルと毛足の長いモケットシートを配した正統派高級セダンの設えとなっています。
そして、多くのファンを魅了してやまない心臓部が「RB25DET」型2.5リットル直列6気筒DOHCターボエンジンです。日産ローレルC35後期の変更点として特筆すべきは、1999年8月のマイナーチェンジに伴う「NEOストレート6」ユニットの全面採用でした。前期型では235馬力・28.0kgmだった出力特性が、後期のローレルC35RB25DETスペックでは環境性能を高めつつも自主規制上限の最高出力280ps/6,400rpm、最大トルク35.0kgm/3,200rpmへと劇的な進化を遂げました。この圧倒的な低中速トルクと、7,000rpmまで淀みなく突き抜けるストレート6の回転フィールこそ、ローレルC35クラブSターボが今なお伝説視される所以です。