Q1:便秘でトイレで強くいきむと、赤ちゃんが流産してしまいませんか?
A1:通常の排便時のいきみによって初期の流産が引き起こされることは基本的にありません。初期の流産の主因は胎児側の染色体異常によるものだからです。ただし、強くいきむ行為は骨盤底筋群に大きな負担をかけ、痔の悪化や血圧の急上昇を招きます。無理に踏ん張るのではなく、酸化マグネシウムなどで便を柔らかくして自然に出す環境を整えることが推奨されます。
Q2:酸化マグネシウムを処方されましたが、下痢気味になったら服用をやめてもいいですか?
A2:酸化マグネシウムは便の水分量を調整する薬であるため、便が緩くなりすぎた場合は医師や薬剤師の指示のもとで服用量を減らすなどの微調整が可能です。自己判断で完全にやめてしまうと再び硬い便に戻ってしまうことがあるため、ちょうど良い硬さ(バナナ状)になる錠数を把握できるよう、主治医に相談しながら調節していくのが理想的です。
Q3:つわりで何も食べられないのに、便が作られるのはなぜですか?
A3:便の成分のうち、食べたもののカスは約3分の1程度に過ぎません。残りの大部分は水分、そして剥がれ落ちた腸粘膜の細胞や生きた腸内細菌の死骸です。そのため、食事を満足に摂れていなくても体内では毎日便が生成されています。何も食べていないからといって便秘を放置すると、古い粘膜や細菌の塊が腸内で固まり、頑固な滞留便となって吐き気を悪化させる原因になります。