中華料理でコクを出す定番調味料といえば甜面醤(テンメンジャン)ですが、普段の家庭料理で常備していない家庭も多いはずです。ネット上では「わざわざ甜面醤を買い足しても余らせてしまう」という声が根強く聞かれます。そこで開発され、多くの家庭で支持されているのが、「家庭の味噌+トマトケチャップ」をベースにした辛くない合わせ調味料です。
ケチャップは単なる甘酸っぱいソースではなく、完熟トマトを濃縮した天然の「グルタミン酸(旨味成分)」の宝庫です。これに日本の発酵調味料である米味噌(または合わせ味噌)を掛け合わせることで、甜面醤に匹敵する、あるいはそれ以上にまろやかで奥深いコクが瞬時に完成します。子供の舌が本能的に好む「甘味・旨味・穏やかな酸味」のトライアングルを完璧に満たす配合比率がこちらです。
この黄金比タレをあらかじめ小さなボウルに混ぜ合わせておくだけで、調理中に慌てることなく味がバッチリ決まります。辛味が欲しい大人は、取り分けた後に小皿でラー油や花椒(ホアジャオ)、あるいは豆板醤を少量混ぜるだけで、本格中華の辛口麻婆茄子へと瞬時に変身させることが可能です。