彼女のキャリアは決して平坦なものではなかった。2007年、特撮ドラマ『仮面ライダー電王』で主人公の姉・野上愛理役に抜擢され、女優としての第一歩を踏み出す。清楚で心優しいヒロイン像は視聴者に強い印象を残した。
しかし、そこから瞬く間にスターダムへと駆け上ったわけではない。カフェでのアルバイトを続けながらオーディションを受け続ける下積み時代が長らく続いた。転機が訪れたのは30代に入ってからだ。コツコツと積み重ねた演技力が花開き、バイプレイヤーとして一目置かれる存在へと成長。苦労人だからこそ醸し出せる深みと説得力が、彼女の演技には宿っている。