お手入れ後に最もやってはいけない致命的なミスが、ドライヤーの温風による急速乾燥です。フロッキー加工のナイロン繊維や内部のプラスチック骨格は熱に非常に弱く、温風を当てると毛がチリチリに縮れたり、接着剤が軟化してわずかな摩擦でも毛が剥がれ落ちたりします。
水拭きや泡洗いが終わった後は、乾いた清潔なマイクロファイバータオルで人形全体を包み込み、優しく押さえて余分な水分をしっかりと吸収させます。
その後は、直射日光の当たらない風通しの良い日陰で、完全に乾くまで2〜3日間じっくりと自然乾燥させます。内部に湿気が残っていると再度のカビ繁殖につながるため、見た目が乾いていても焦らず時間をかけて乾燥させることが長持ちの秘訣です。完全に乾いた後、乾いたやわらかい歯ブラシで毛並みを優しく整えてあげると、買った当時のふわふわとした手触りが復活します。