どれほど強固なシステム制限を敷いたとしても、使い手の意識が伴わなければトラブルは防げない。文部科学省はGIGAスクール構想の進展とともに、学校教育における情報モラル教育を強化しているが、それと車の両輪を成すべきなのが各家庭におけるルール作りだ。
ルールを形骸化させない最大のコツは、親が一方的に押し付けるのではなく、子どもと一緒に話し合って決定することにある。「自室への持ち込み禁止(リビング充電)」「食事中・勉強中の使用禁止」「パスコードは親と共有し、定期的な確認に応じること」など、具体的で破りにくいシンプルな約束事を文書化しておくことが、後々の衝突を防ぐ最善策となる。