「いい子」「悪い子」という言葉がいかに大人の都合に根ざした都合のよいラベルであるか、そしてそのラベルが子どもの健やかな内面発達をどれほど阻害してきたかは明白です。大人が安心できる都合の良い振る舞いを求める限り、子どもは自分自身の感情を麻痺させ、未来の生きづらさを蓄積させていきます。
必要なのは、子どもを「いい・悪い」の白黒で仕分けることではありません。湧き上がる感情そのものは全肯定した上で、社会生活における境界線を行動面だけで穏やかに教え示していく関わりです。大人のモノサシを手放し、一人の独立した人格として丸ごと受け止められた子どもこそが、自らの足で人生を切り拓くしなやかな自己肯定感を獲得していきます。 (出典: いい こ わるい こ(Yahoo!ニュース))