桜田ひよりのルーツを辿ると、本名名義である「成田ひより」として活動していた初期の時代に行き着きます。デビュー当時の経緯は、幼少期にクラカルエンターテインメントなどのモデル事務所に所属し、主にキッズモデルやCMオーディションを受けていたことが発端です。
大きな転機が訪れたのは、彼女が小学4年生(2012年)のときでした。女優として本格的に生きていきたいという本人の強い意志により、自ら大手芸能事務所である「研音」のオーディションに応募。見事に合格を勝ち取り、芸名を「桜田ひより」へと改めました。
昔の出演ドラマを振り返ると、その実力主義の足跡が明確に分かります。2014年に日本テレビ系列で放送された話題作『明日、ママがいない』では、児童養護施設で暮らす少女・ピア美(鳥羽服子)役を熱演。芦田愛菜や鈴木梨央といった同世代のトップ子役たちとしのぎを削り、卓越した泣きの演技と繊細な心理描写で業界関係者から高い評価を受けました。
バラエティ番組でエンタメスキルを磨くてれび戦士とは対照的に、彼女はオーディションを一つひとつ突破しながら映像作品の現場で芝居の腕を磨き上げていったのです。