なぜ止まらぬ少子高齢化?根本原因の解明と2026年に迫る生活危機

なぜ止まらぬ少子高齢化?根本原因の解明と2026年に迫る生活危機

なぜ止まらぬ少子高齢化?根本原因の解明と2026年に迫る生活危機について押さえておきたい ポイントを厳選して解説いたします。

少子化と並行して進む高齢化のエンジンとなっているのが、平均寿命が延伸した背景にある日本の社会インフラの成功体験です。厚生労働省の統計によると、日本の平均寿命は女性が87歳を超え、男性も81歳を超える世界屈指の長寿国となっています。

この延伸を支えた最大の柱は、昭和期から整備されてきた国民皆保険制度です。誰もが安価で高度な医療を平等に受けられる仕組みが整い、脳血管疾患やがんなどの早期発見・早期治療が可能になりました。さらに、上水道や衛生環境の全国的な整備、栄養バランスに優れた食生活の定着、乳幼児死亡率の劇的な低減も、日本人の寿命を飛躍的に伸ばす原動力となりました。

長生きできる社会の実現それ自体は人類の歴史における大いなる成果ですが、若年人口の減少と組み合わさったことで、支える側と支えられる側のバランスが急速に崩壊するという予期せぬ副作用を生み出しました。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。