東京駅から川崎駅へ移動する際、選択肢となる主要路線はJR東海道本線(上野東京ライン)とJR京浜東北線の2系統です。どちらも東京駅から川崎駅へ乗り換えなしで直通できる利便性を誇りますが、その性格は全く異なります。
最大の相違点は所要時間と停車駅の数です。東海道線は都市間をダイレクトに結ぶ中距離列車として機能しており、東京駅を出ると新橋、品川のみに停車し、その次はもう川崎駅へ滑り込みます。一方の京浜東北線は近距離輸送を担う緩行線であり、新橋や品川に加え、有楽町、浜松町、田町、大井町、大森、蒲田と各駅に停車していきます。
東京駅から川崎駅の所要時間を比較すると、東海道線が約17〜18分であるのに対し、京浜東北線は約28〜31分を要します。移動距離はわずか18キロ余りですが、その差は約11分。日常の通勤や分刻みのスケジュールで動くビジネスパーソンにとって、この10分強の差は決して見過ごせない時間的アドバンテージとなります。