志村けんさんの声優としての評価は、インターネットの掲示板やSNS、映画レビューサイトでも一貫して高水準を維持しています。
大手映画レビューサイトやSNS(X・旧Twitter)における主な反響を分析すると、以下のような傾向が明確に表れています。
「タレント吹き替え特有の浮いた感じが1ミリもない。完全にベテラン声優の仕事」
「子供と一緒に妖怪ウォッチを観ていて、マスターニャーダの声が良すぎて思わず調べたら志村けんさんで驚愕した」
「ロラックスおじさんの温かい語り口に思わず涙が出た。声だけで泣かせられる本物の役者」
さらに近年、志村けんさんの声の表現力があらためて脚光を浴びる大きな契機となったのが、ものまね芸人・レッツゴーよしまさ氏の台頭です。
よしまさ氏は、従来のデフォルメされた「アイーン」や「だいじょうぶだぁ」といったコントキャラのモノマネだけでなく、「舞台裏やプライベートで見せる、素の志村けんさんの物静かでハスキーな声」を完璧に再現し、大きな話題を呼びました。この徹底した観察眼によって、一般のリスナー層にも「志村けんという表現者が持っていた本来の声の周波数・発声の深さ」が認知されることになりました。
素の志村さんの落ち着いたトーンと、コントで見せる極端な高低差のコントロール。この両方を自在に行き来できたからこそ、アニメ映画のキャラクターに血肉を通わせることができたのだと、ファンや専門家の間で再認識されています。