SNSやオンラインコミュニティで爆発的な議論を呼んだ「何色に見える画像まとめ」の代表作を振り返ると、いくつかの決定的なマスターピースが存在します。それぞれの画像がなぜバズを生み、人々を驚愕させたのか、その正解と真相を整理します。
世界的な大論争の原点となったのが、2015年にTumblrへ投稿された「ドレス(青黒白金)」の画像です。スコットランドの結婚式で撮影された1着のレースドレスが、ある人には「明るいゴールドのレースが付いた白いドレス(白金)」に見え、別の人には「黒いレースが付いた青いドレス(青黒)」に見えるという怪奇現象が発生しました。公式販売元のRoman Originals社が発表した正解は「青と黒」であり、実際には白金モデルは存在していませんでした。
続いて2017年頃から拡散されたのが「スニーカー(灰緑vsピンク白)」です。薄暗い室内で撮影されたナイキまたはバンズのスニーカーが、「エメラルドグリーン(グレー×ミントグリーン)」に見える派と、「薄いピンクとホワイト」に見える派で激論が交わされました。こちらの正解は「ピンクと白」であり、撮影時の青みがかったフラッシュ光と影が誤認を引き起こしていました。
さらに立命館大学の北岡明佳教授が作成した「赤いイチゴの錯視画像」も世界的な反響を呼びました。全体が青緑色のフィルターで覆われたタルト上のイチゴは、誰もが「鮮やかな赤色」と認識しますが、画像のピクセルデータをデジタルスポイトで抽出すると、赤色の成分(ピクセル)は1箇所も含まれておらず、すべて灰色と緑色で構成されているという衝撃的な事実が明らかになりました。