真珠湾の覇者・九七式艦上攻撃機の真相|天山交代の謎と現存機

真珠湾の覇者・九七式艦上攻撃機の真相|天山交代の謎と現存機

真珠湾の覇者・九七式艦上攻撃機の真相|天山交代の謎と現存機に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

太平洋戦争開戦時における九七式艦上攻撃機 性能スペックの優位性を裏付けるため、同時期に米英海軍が前線配備していた主力雷撃機との客観的数値比較を以下の表にまとめました。

項目九七式艦攻三号(中島・日本)TBD デバステーター(ダグラス・米)ソードフィッシュ(フェアリー・英)最大速度378 km/h(高度3,600m)332 km/h(高度2,400m)222 km/h(高度1,500m)航続距離(過荷重)約1,990 km(攻撃過荷重時)約1,150 km(魚雷搭載時)約880 km(魚雷搭載時)搭載発動機中島「栄一一型」(公称940馬力)P&W R-1830(公称900馬力)ブリストル「ペガサス」(690馬力)最大兵装搭載量魚雷1本(800kg)または爆弾800kg魚雷1本(約550kg)または爆弾450kg魚雷1本(約730kg)または爆弾680kg総合力・実戦評価開戦初頭において速度・航続力ともに他国機を完封ミッドウェー海戦で零戦隊に捕捉され大半が撃墜複葉・羽布張りで低速ながらビスマルク追撃戦等で活躍

データが明示するように、1941年時点において九七艦攻は米国の主力機デバステーターに対して速度で時速約45キロ、航続距離で倍近い圧倒的なアドバンテージを保持していました。このカタログスペック以上の運動性と長距離進攻能力があったからこそ、真珠湾やセイロン沖海戦における一方的な戦果が成立したのです。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。