快適な滞在を実現するうえで最も注意すべきは「部屋タイプ」の選定です。同館の客室は、過去にリニューアルが行われたモダン和室・和洋室と、伝統的な純和室の2系統に分かれます。
もし快適性を最重視するなら、本館・南館の「リニューアル客室」や「禁煙和洋室」の指定予約を強く推奨します。シモンズ社製ベッドが導入された部屋や、段差を減らしたユニバーサルデザインのフロアは清潔感に優れ、現代的なホテルステイを好む旅行者からも高評価を得ています。一方、格安プランで案内される未改修の旧式和室は、畳の擦れや壁紙の古さが散見されるため、神経質な方は避けるのが賢明です。
温泉に関しては、敷地内に湧出する2本の自家源泉を引いており、美肌の湯として名高い弱アルカリ性単純温泉を心ゆくまで堪能できます。本館大浴場「つばきの湯」と南館大浴場「けやきの湯」の趣の異なる湯処があり、夜と朝で男女が入れ替わるため、館内で手軽な湯めぐりが完結するのも大きな強みです。なお、かつて行われていた一般向けの日帰り温泉入浴については、宿泊者の混雑緩和や感染対策の観点から受付が制限・休止されている場合があるため、日帰り利用を検討する際は事前の電話確認が必須となります。