紫陽花の葉に黒い斑点が出る原因と対策|病気の見分け方と切る判断基準

紫陽花の葉に黒い斑点が出る原因と対策|病気の見分け方と切る判断基準

紫陽花の葉に黒い斑点が出る原因と対策|病気の見分け方と切る判断基準の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

Q1:黒い斑点が出た紫陽花は、来年もう花が咲かないのでしょうか?
A1:適切な対処を行えば、翌年も問題なく花を咲かせることができます。紫陽花は7月〜9月頃に翌年の花芽を枝の先端付近に形成します。下葉に黒い斑点が出ても、早期に病葉を切除して薬剤等で進行を止め、新芽と枝の充実を維持できれば開花に影響はありません。ただし、放置して夏場に全ての葉が落葉してしまうと光合成不足で花芽が作れなくなるため、早めの対処が不可欠です。

Q2:斑点がある葉をすべて切り落としたら葉がほとんどなくなってしまいます。丸坊主にしても大丈夫ですか?
A2:一度にすべての葉を失うと株が著しく衰弱し、枯死するリスクが高まります。発病葉が株全体の半分以上に及ぶ場合は、症状の重い葉(全体が黒ずんだ下葉など)から優先的に切り、軽微な斑点の葉は「患部のみをハサミでくり抜く」ように切除して残してください。同時にトップジンMなどの治療効果のある殺菌剤を散布し、半日陰で樹勢の回復を待ちましょう。

Q3:冬になって落葉すれば、黒い斑点の病気は自然にリセットされますか?
A3:自然にリセットされることはありません。落葉した病気の葉が土の上に残っていると、菌糸や胞子が土壌表面で冬を越し、春の新芽が展開した際に再び雨の跳ね返りで感染を繰り返します。冬の間に落ち葉を完全に拾い集めて処分し、冬期(1月〜2月)に株元と周囲の土壌へ石灰硫黄合剤やダコニールを散布して土壌消毒を行うことが春の再発防止に極めて有効です。

Q4:鉢植えの紫陽花ですが、隣の植物にも黒い斑点はうつりますか?
A4:同じアジサイ属の植物はもちろん、炭疽病や褐斑病などの糸状菌は近隣の草花や低木(バラ、クリスマスローズ等)にも胞子が飛散して二次感染するリスクがあります。黒い斑点を発見した鉢は、風通しの良い別の場所に隔離し、水やりの際も他の植物への水はねが届かないよう距離を離して管理してください。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。