Q1:平仮名1文字で読める漢字の読み方は、すべて訓読みですか?
A1:原則として大半は訓読み(木=き、目=め、火=ひ など)ですが、例外的な音読みも存在します。例えば「絵(エ)」「胃(イ)」「愛(アイ)の『ア』」などは音読みです。これらも「その1音だけで自然な会話が成立するか」という基準で確認すると、多くが中国音に由来していることが分かります。
Q2:漢字テストで音読みか訓読みかを問われたとき、最も安全な確認手順は?
A2:第一に「送り仮名が後ろにあるか」を確認し、あれば100%訓読みです。次に「その読みだけで日常会話が通じるか」を判定します。「本(ほん)」のように単独で通じても「ん」で終わる音読みのような例外があるため、「促音(っ)・撥音(ん)・拗音(ゃ・ゅ・ょ)」が含まれるか、または「い・う・き・く・ち・つ」で終わるかという音の法則でダブルチェックを行うのが最も確実です。
Q3:なぜ1つの漢字に「コウ・ギョウ・アン(行)」のように複数の音読みがあるのですか?
A3:中国大陸の異なる時代・地域から別々のルートで日本へ伝わったためです。時代順に「呉音(仏教伝来期・南朝方言)」「漢音(遣唐使時代・長安標準語)」「唐音(鎌倉〜江戸時代・貿易等)」の3つが存在し、それぞれの時代で定着した言葉が現代日本語の中に共存しています。